ストレスニュートリショニストコラム発信

コロナに負けない身体づくり①【太陽とvitaminD】

この長いステイホームの毎日を色々と工夫をしてお過ごしでしょう。

vitaminDがカルシウムの吸収に欠かすことができないもので、骨粗しょう症の予防のための必須のビタミンである事は、皆さんがよくご存知です。

最近、vitaminDについての新しい研究がこの2月にイギリス医学誌ブリティッシュメディカルジャーナルに発表されました。
それは、「vitaminDのサプリメント摂取によって英国で300万以上の風邪やインフルエンザの罹患を減らすことができる」とするもので、vitaminDは骨粗しょう症だけではなくて免疫力にも関係していると言う、vitaminDの新しい可能性を示した研究です。

vitaminDは、粘膜細胞をきっちり固く結びつけておくために必要な結合タンパク質を誘導します。そしてウィルスや菌などが粘膜から体内に入り込めないようにします。
そのように大切なvitaminDですが、平成30年国民健康・栄養調査によると40代女性のvitaminDの摂取量は、推奨量の28%にすぎません。

サプリメント以外から、vitaminDを上手に取る工夫は次の4つです。

①魚を食べる
vitaminDは、野菜や穀物、豆、芋類にはほとんど含まれていません。多く含まれているものは魚やキノコ類です。特に魚はカルシウムも多いので骨の健康のためにもお勧めの食品です

② カルシウムと一緒に取る。
骨のためにカルシウムをたくさんとってもvitaminDが足りなければ充分に吸収されません。vitaminDはカルシウムの吸収率を高め尿中へのカルシウム排泄を減らします。

③椎茸は日光に当てる。
椎茸は紫外線に当たるとvitaminDが増えます。椎茸を食べる時は使う前に30分ほど天日で干すと良いでしょう。干し椎茸も電気で乾燥してことが多いので、使用前にもう一度日光に当てると、よりvitamin Dが増えます。

④日光に当たることで皮膚でもvitaminDは作られます。
紫外線量の少ない冬はvitaminDが不足しがちになります。また、紫外線からの過度の防御もvitaminDの不足を招きます。

ステイホームのこの時期、学校が休校の子どもたち、爽やかな5月、6月に外に出かけられない皆さんも気をつけましょう。

余談ですが、、、、、、
今40才のムスコは、中学生の時に、牛乳を飲み、カルシウムとvitaminDの複合タイプのチュアブルのサプリを食べ、学校までの長い距離を友人と通学して、放課後はサッカークラブで校庭をかけまわっていました。
そのためか中学入学時には150cmだったのが、高校生になった時は180cm を越えていました。

この季節、カルシウムとvitaminDの含まれる食材やサプリをとると同時に太陽にあたってください。

<vitaminD>

日本人の食事摂取基準    8.5μg

イギリス          10.0μg

許容上限量         1日100μg

JHNA-SN講師、管理栄養士、食品・栄養学修士
野口 和子